症拠手記

すべてではない特異的な観点から法現象を綴ったもの。基本スタンスは「科学者」または「分析家」。専門的・閉鎖的より学際的・開放的な方向性。トップダウンよりボトムアップ。業界的にはある意味で文字通りのアウトロー。

新ブログのご案内

ご無沙汰しております。

この度、タイトルを「症拠手記」として、新たにブログをはじめることにしました。

旧ゆるふわ刑法ブログには斜線を引き、コンセプトに対し大幅な変更を加えます。

以下、あまり噛み砕かずに概要を説明します。

これまでの私の問題関心は、広い意味でタコツボ化ないしサイロ化に基づいた理解を捨象した共時的な法理論全体に対する簡易かつ平易な理解を構想することでした。これを実定的な観点からみると、法の構成要素相互の関係性を可能な限り統一的に理解する試みだったといえるかもしれません。かなりの程度、思弁的な内容であったことは、読者の皆様もご存じであろうと思います。旧タイトルは、その点も含意したものでした。その他諸々の観点からの要請もあり、ある種の「軽さ」が必要だったのです。

今後は、法学的な文脈における事実、法理論の外部、象徴化に抵抗する残余、そういった意味での現実的なものに関心を向けていきたいと思います。というより、関心を向けざるを得なくなってきたと言ったほうが適切かもしれません。したがって、比喩的に言えば、脱構築とは反対方向の力、重力が作用する固い核を想定する結果として、「重さ」が加わることになり、全体的に文章のトーンや流動性が落ちます。

そういうわけで、形の上では旧ブログの更新ということになりますし、旧ブログの残せる性格は残すことにしますが、これからテイストがだいぶ変わります。私の中では旧ブログとは全然別のものを書いていくつもりです。なお、テーマを刑事法に絞るかどうかは未定です。

どうぞよろしくお願いいたします。

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