緋色の7年間

制約を原動力に。法律事務所の弁護士と大手企業の法務担当者が、時に制約と闘い、時に制約を迂回していきます。

共通到達度確認試験試行試験を解いてみた

こんにちは~

本日は、特に内容のない記事です。ただの感想です。

先日、法科大学院で行われた第2回共通到達度確認試験の「試行試験」についてです。

で、実際に「刑法」の問題を解いてみましたよ!

 

結果は…

 

 

 

 

 

 

全問正解!(70点/70点)

いえ、結果が悪かったらこのブログやめなきゃいけないよね、とか思っていたので、一安心です。よかった、よかった。

「刑法」の問題に関しては、試験の性質上当然ではありますが、法科大学院の授業でも取り扱っているようなかなーり基礎的な問題です(が、基礎的であるからといって、必ずしもすべての問題が「簡単」であるとは言いません)。分野的には、かなり万遍なく聞かれています。そういう意味ではポイントを押さえた良問が多いような気もするのですが、他方で、ナンダコレと思うようなジョークみたいな問題もありました。ちなみに、私個人としては、電子計算機使用詐欺罪(刑法246条の2)に関する判例知識が「穴」だったなぁと反省しております。試験時間は70分ですが、ゆっくりやっても20分くらいは余る印象です。5択換算すると実質20問程度なので、司法試験を見据えると、同じ問題を40分で解いて得点率7~8割くらいはほしいところですかねぇ…

ただ、制度的には問題を感じました。というのも、法科大学院入学前に行われている法学既修者試験と難易度があまり変わらなかったような気がするからです。この試験を、あえて法科大学院生に解かせる積極的意義があるのでしょうか…? 司法試験の短答問題があれば十分なんじゃないかと思うのですが、どうでしょうか…

それでは~

 

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