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綾子「お疲れさま」
春乃「あ～おつかれ～」
綾子「……えーと、今日なんで対話式なわけ？ もしかして、ちょっと前に流行った対話式連載でもやってみたくなった？ どこかの法律雑誌とか、演○ノートの一部解説とか、某ブログとかをパクるのかしら？」
春乃「えー違うよ～。前々から書いてるけど、私、大陸法で『対話式 adversary system』なんてナンセンスだって立場だからね。それにさ、『説明セリフ』とか『英会話セリフ』とか『ト書』とか、シナリオ作成の初歩の初歩も理解してないのに対話式を書こうなんてプロの皆様に対して畏れ多いよ？ 自分で連載しようとか思わないよ～」
綾子「春乃さん、今さりげなく……いえ露骨に対話式連載disったわよね？」
春乃「まさか～。むしろ綾子だって『ちょっと前に流行った』とかdisってない？」
綾子「……人の心は変わるのよ」
春乃「何言ってるかわからないけど、私は、このブログをもう少しひっそりとやりたいんだ。だから…」
綾子「手を抜く？ 対話式はネタ切れの方便ってことかしら？ そういえば、この記事も前回の記事から２ヶ月以上間が空いてるわね。あなたやる気あるの？」
春乃「うーん、あんまりないかな～」
綾子「手を広げすぎたのよ。……春乃さん、あなたトムソンガゼルみたいにほいほい法分野を跨いでるけど、そんなんじゃ正確な記述とか新しい情報のキャッチアップとかが難しいのではないかしら？」
春乃「痛いとこ突くねぇ…綾子ぉ」
綾子「図星なのね？」
春乃「いやぁ20代苦学生が日常という名のチーターに追いかけられて刑法ネタを書き続けるのも限度ってものが……まぁゆるふわだし勘弁してよぉ」
綾子「よく考えると全然言い訳になってないとか、そもそもネタが刑法に絞られてないんじゃないかとか、どこぞの17歳銀髪女子よりマシとはいえそんな嘘っぽいキャラ設定誰が信じるのかとか、色々ツッコミたいところはあるけれど、一番のツッコミどころはこのブログのタイトルに逃げてるところね」
春乃「綾子知ってる～？ このブログ、『ゆるふわ刑法ブログ』って名乗ってるけど、全然ゆるくもふわくもないって評判なんだよ？」
綾子「それ褒められてないどころか悪評じゃない……」
春乃「タイトル詐欺だよぉ～」
綾子「欺罔行為が処分行為に向けられていない点で詐欺罪が成立しないことくらい示しなさいよ、まったく……」
春乃「つっこむところそこなんだぁ」
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＊キャスト 春乃：本ブログ著者、綾子：毒舌系まじめな友人
＊この対話はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係がありません。
