今回、ご紹介するのは、井田良・城下裕二編『刑法総論判例インデックス』(商事法務、2011年)です。個人的には、刑法総論の判例集の中ではダントツでおすすめです。見開きで収まる見易さ、持ち運びしやすい大きさ、ソフトカバー、適量で的確な解説などなど、初学者向けの学習用判例集として素晴らしい完成度です。商事法務の判例インデックス系の中でも、図解が最もしっかりしていますし、図がクリアーです。さらに、はじめに8ページくらい使って「判例の読み方・学び方」まで書いてあります。非常に親切な設計です。なお、現時点における掲載判例の数は160個です。
とてもおすすめなので、はりきって中身のイメージを描いてみました!(意味不明) 立ち読みできない方は、ぜひぜひ参考に!(わくわく)
上の図はあくまでもイメージですが、読んだことのある人はだいたいわかってもらえると思います。これが読みやすいんですよー。刑法総論は理論から入ると難解ですので、判例解説も意味不明だったりして初学者はとっつきにくいかもしれませんが、この判例集の図解があれば興味を持ち続けられる!(気がします)
ちなみに、百選だとこんなかんじですよね↓
百選だと解説が長い長い長い(もはや論点解説?)
以上、このブログにしては極めて主観的な感情が入ったハイテンションな紹介でした~(雑な終わり方)
▼判例の読み方については、こちらをお読みください